建築士事務所更新を目安に、改正建築士法の遵守徹底を図る目的で
順次役所の立入検査が実施されています。
当事務所も昨年末に更新手続きをしたので、早速電話がかかってきました。
日程を電話で確認すると、正式に文書が郵送されてきます。
そこに、当日用意しておく書類と、正式な日時か書かれています。
役所の方を、スタッフがお出迎え
11時からの予定でしたが、30分程早くいらっしゃいました。
管理建築士の専任や、スタッフも含め定期講習等の確認を口頭で
行い、チェックリストのようなものにチェックを入れていかれます。
次に業務記録台帳ですが、今回の立入検査をきっかけに、
役所のHPにアップされている業務記録台帳を使い、
きちんと記録するようにしました。
これは報酬の額も記入する必要があり、全部は記入していなかったので、
こちらもきちんと記入して15年、保存しておくように言われました。
今まで何となく慣習でやっていたことも、実際は手続きが必要だったり、
立入検査で分かることが色々ありました。
工務店さんからの紹介で、今回いくらいくらの設計料で、
図面書いて、申請だけちゃちゃっとして終わり、というのは通用しないようです。
今回特に、報酬のところのチェックが多かったような気がします。
よくあるのが、当初約束していた報酬を、いざ設計が終わると
半額以下にさせられて、こちらも既に図面を書いてしまっている為に
引くにひけず呑むしかない、ということがよくありましたが、
そういうことが多少でも少なくなるとありがたいです