1016:杭打ショック

【杭打ショック】

横浜のマンションの杭が支持層に達していなくて、
建物が傾いているという問題。

三井不動産レジデンシャルが販売会社で、
テレビのコメントでは「三井のブランドで買ったのに・・・」という
コメントが続く。

三井の名が出る度に、やはり心にぐさっとくるものがある。

その後、実際には施工を担当した三井住友建設の下請け会社、
旭化成が杭打ちの工事をしていたことが分かり、
メディアの見出しが「三井」から「旭化成」にうってかわる。

つい一ヶ月程前の鬼怒川の決壊で、ヘーベル(旭化成)の杭の強さが
証明されたばかりなのに、ここへきて、信頼が決壊する。

今回杭の施工を担当されたのは、ベテランの社員さんだったらしいが、
ちょっとした気の緩み、「まあ、いいか」がここまでの
大きな問題となることに、改めて怖いと感じる。

大手はやはり社内検査も厳しく、こんなことが通るなんていうことは
考えづらいが、今回の問題は、たまたま大手で起こったが、
結局は個人の認識の問題だと思う。

戸建てにしてもマンションにしても、ほとんどの方が
一生に一度の大きなお買い物。

私も改めて、気を引き締めなければと思いました。

 

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名古屋の建築家はAi設計*山内智恵

この記事を書いた人

chieyamauchi

やまうち ちえ
愛知県名古屋市で一級建築士事務所を経営しています。
「夢を形に・愛・記憶を未来へ」の経営理念をもとに
設計しています。
どうぞ、よろしくお願い致します!