【杭打ショック】
横浜のマンションの杭が支持層に達していなくて、
建物が傾いているという問題。
三井不動産レジデンシャルが販売会社で、
テレビのコメントでは「三井のブランドで買ったのに・・・」という
コメントが続く。
三井の名が出る度に、やはり心にぐさっとくるものがある。
その後、実際には施工を担当した三井住友建設の下請け会社、
旭化成が杭打ちの工事をしていたことが分かり、
メディアの見出しが「三井」から「旭化成」にうってかわる。
つい一ヶ月程前の鬼怒川の決壊で、ヘーベル(旭化成)の杭の強さが
証明されたばかりなのに、ここへきて、信頼が決壊する。
今回杭の施工を担当されたのは、ベテランの社員さんだったらしいが、
ちょっとした気の緩み、「まあ、いいか」がここまでの
大きな問題となることに、改めて怖いと感じる。
大手はやはり社内検査も厳しく、こんなことが通るなんていうことは
考えづらいが、今回の問題は、たまたま大手で起こったが、
結局は個人の認識の問題だと思う。
戸建てにしてもマンションにしても、ほとんどの方が
一生に一度の大きなお買い物。