【目次】
1.名古屋標高マップを読む
先日アップした「名古屋標高マップ」、熱田台地より西側はかなり低くなっていることが分かると思います。
なぜかというと、6000年くらい前まで、この辺りは海だったからです。
2.古代の海岸線
以前訪れた、「海津歴史民俗資料館より引用です。」
「海に面していない海岸線に、なぜ海の貝や魚を中心とした庭田貝塚や
河口部の貝や魚を中心とした羽沢貝塚があるのでしょうか。
実は、縄文時代の初め頃は気温が高く、海面も現在より高くなっていて、
海が内陸にまで入り込んでいました。これを縄文海進と呼び、最も海面が
高くなったのは、約6000年前の縄文時代前期で、東海地方では伊勢湾が
現在の大垣市付近にまで入り込んでいたのです。
その後、伊勢湾は後退していき、現在の海岸線が出来ますが、この海岸線
の移動をはっきりとしめしているのが、庭田貝塚や羽沢貝塚の存在なのです。」
3.まとめ
元々台地だったところと、海岸線が移動して出来たところは、随分高低差が違うと思います。
貝塚があるってことは、大昔はこの辺りまで海だったのね~と考えると、色々な想像が出来ますね。
【後悔しない!土地探しのポイントの目次】
- 後悔しない!土地探しのポイント|その1|全体の流れ
- 後悔しない!土地探しのポイント|その2|自分達の生活をイメージする
- 後悔しない!土地探しのポイント|その3|土地の歴史
- 後悔しない!土地探しのポイント|その4|古代の海岸線
- 後悔しない!土地探しのポイント|その5|東海湖の上にある名古屋市
名古屋の建築家はAi設計*山内智恵
Ai designroom 住所:〒466-0006 愛知県名古屋市昭和区北山町3-12
電話:052-731-3317 FAX:052-731-9353