大地震を起こす可能性がある「主要活断層帯」|今回新たに16箇所追加

日本には約2000の活断層があります

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日本の陸地・周辺には約2000の活断層があります。

その中でも、大地震を起こす恐れがあり優先的に調査する必要がある活断層を「主要活断層帯」と呼んでいます。


【目次】

1.「活断層」とは?

2.その中でも「主要活断層帯」とは?

3.今回、新たに「主要活断層帯」が16追加されました

4.愛知県周辺の活断層


活断層とは?

地面をずっと掘り下げていくと最後は硬い岩の層にぶつかります。

この岩には沢山の割れ目があり、通常はお互いしっかりかみ合っていますが、ここに「大きな力」が加えられると、割れ目が壊れてずれます。

 

この壊れてずれる現象を「断層」活動といい、そのずれた衝撃が震動として地面に伝わったものが「地震」です。

 

そして「断層」のうち、数十万年前以降に繰り返し活動し、将来も活動すると考えられる断層のことを「活断層」といい、日本では約2000箇所、発見されています。

その中でも「主要活断層帯」とは?

その2000近くある活断層の中で、

  • 地上に現れた断層の長さが20キロ以上
  • 地形の特徴などからみて、活断層である可能性が高い
  • 断層の活動の度合いが高いもの

について、「主要活断層帯」と呼び、97箇所指定をしています。

この「主要活断層帯」は、将来「阪神大震災」のような直下型地震を引き起こす恐れがある為、地震が発生する確率を推計する作業などが行われています。

今回、新たに「主要活断層帯」が16箇所が追加されました

97箇所の「主要活断層帯」に今回さらに16箇所が追加され、日本全国の「主要活断層帯」は113箇所となりました。

その位置について、分かりやすい画像をお借りして、添付します。

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愛知県には「主要活断層帯」は、元々設定されてないようですね。

東海地方に近い所では、山梨県から静岡県にのびる糸魚川ー静岡構造線断層帯の南側にある「身延断層」でしょうか。

愛知県周辺の活断層

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愛知県周辺には「主要活断層帯」はありませんが、「活断層」は、随分沢山あります。(画像をクリックすると、少し拡大されます)

 

 

愛知県内では「主要活断層帯」の指定はされなかったことにホッとしながらも、「地震に強い建物」を造る重要性を、改めて感じました。


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名古屋の建築家はAi設計*山内智恵

A i 設計室株式会社 住所:〒466-0006 愛知県名古屋市昭和区北山町3-12

電話:052-731-3317 FAX:052-731-9353

この記事を書いた人

chieyamauchi

やまうち ちえ
愛知県名古屋市で一級建築士事務所を経営しています。
「夢を形に・愛・記憶を未来へ」の経営理念をもとに
設計しています。
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