国宝「曜変天目茶碗」の再現
パンフレットより
「中国・宋代に国宝の曜変が焼成された福建省・建窯の現地調査にて究明した曜変の原材料を使い、宋代と同じ手法による曜変研究の一方、新たなる光彩の美を追究する九代長江惣吉氏の成果を発表」
長江惣吉さんが新聞社の取材を受けてらっしゃいました。
今日は作家さんの在廊日ではなかったのですが、ホントにたまたま新聞社の取材を受けていらっしゃるところへ遭遇し、ご本人にお会いすることが出来ました。(取材中だったので、横でお話を聞いていただけですが)
丁度3社の新聞社の方がいらっしゃったので、多分明日くらいには、中日新聞に出るのかな~なんて思いました。
力強く作品の事を語るお姿に、やっぱり作家さんのエネルギーってすごいと思いました。
丁度上の写真の曜変天目は2006年(確か)に造られたもので、本当に間近で見ることが出来ます。それ以降もいくつか造っていらっしゃるそうなのですが、これ以上の物は未だ出来ないということで、こちらが最高傑作として展示されています。
こちらの器は「蛍石」を窯に入れて破裂?違ったかな?造るんだそうです。蛍石はパワーストーンとしても有名で、淡い色合いで癒やされる色ですよね。
見れば見るほど、宇宙を見ているような、不思議な器です。
その他に印象に残った作品
「銀兔毫盞」「曜々盞(ようようさん)」(器名は確かそうだった、です)
よーく見ると、こまかーな縦線が入っているのでアトリエの方にお聞きした所「兎の毛」なんだそうです。兎の毛をイメージ?だったかな。兎の毛のようにほそーい縦線がとても見事で、器全体の内側が光るところも幻想的でした。
その焼き方によって銀色に光ったり、金色に光ったり、虹色に光ったりするそうです。
長江さんが新聞社のインタビューで「白い色が映えるように」というような事をおっしゃってました。中国には白いお抹茶があるそうで、こちらの器で白いお抹茶を立てると、際立つんだとか。ほー、それで黒っぽい器が多いのか~、とそば耳を立てました。今はその白いお抹茶は作れないんだそうですが、以前飲んでみたら、とてもまずいものなんだそうです。(そば耳による)
色々な事を研究されてこの器を造られた方なので、やっぱりなんでも鑑定団の曜変天目は、本物ではなかったのかな?と思ってしまいます。
アートサロン 光玄 さんにて開催中
4月8日(日)まで開催されているので、まだ間に合いますよ~
ぜひ素晴らしい曜変天目を見に行ってください!
場所:アートサロン 光玄
〒466-0826 名古屋市昭和区滝川町47-153 NS21やごとの地下
電話 052-839-1877
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名古屋の建築家はAi設計*山内智恵
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