「ピカソ展」の招待券を頂いて、すぐにでも行きたい思いで一杯でしたが、3月は年度末。この時期が一年の中で一番忙しい時期なので、なかなか時間がとれなかったのですが、やっと行くことが出来ました!
平日を狙って行ったのですが、結構混んでます。やはり、ピカソとあれば、一度は見てみたいと思う人が多いんでしょうね。
今までのピカソのイメージというと、「ゲルニカ」とか「泣く女」などのような絵でしたが、全然違っていて、驚きました。子供の頃から、写実が抜群に上手い!
こちらは何と14歳の時のデッサン。
展示のほとんどが、現在のいわゆる「ピカソ」の作品になるまでの、若かりし日の作品がほとんどです。
パンフレットに使われている「扇子を持つ女」もピカソっぽくないですよね。
ピカソは、最初からざっくりした絵を描いていたのではなく、子供の頃はかなりレベルの高い写実がから始まって、時代によってスタイルを変えていることがわかりました。
「青の時代」と呼ばれる、青っぽい色の絵を描いていた頃は、時代的に貧富の差が激しく、その闇に向けて描かれた絵で、ざっくり感の中に、悲哀がちゃんと出ていて、やはりピカソはすごいと感じます。
21日まで愛知県美術館で開催されているので、まだ行かれていない方はぜひ!オススメです。