1113:京都巡り2(東寺・教王護国寺の謂われ)

通称「東寺」と呼ばれていますが、正式名称は「教王護国寺」といいます。
なぜ、教王護国寺という名前がついたかというと、823年、空海(弘法大師)が、
天皇から東寺を託された際、今までは天皇の施政の為に仏教が利用されていたんですが、
空海は、仏教によって天皇を教育し、そのことで、国を護るための寺を目指した為、
天皇を教える、という意味を込めて、教王、そして、護国という名前がついたんだそうです。
そして、天皇や貴族の為の仏教だったものを、広く民衆の為の仏教にしようとしたんだそうです。

空海が1200年も前に自らの想いを込めて付けた名称なのかと思うと、何だかジーンときます。
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この記事を書いた人

chieyamauchi

やまうち ちえ
愛知県名古屋市で一級建築士事務所を経営しています。
「夢を形に・愛・記憶を未来へ」の経営理念をもとに
設計しています。
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