【成巽閣(せいそんかく)赤門】(兼六園のすぐ横)
兼六園を西に向かって歩いていくと、長ーい塀が見えてきます。
しばらくすると、朱塗りの入口が見えてきて、これが「成巽閣」の赤門です。
ここが正門のように見えますが、元々は、兼六園や金沢城への通用門だったそうです。
成巽閣は、13代加賀藩主斉泰が、父である12代藩主斉広の正室・真龍院のために
つくった隠居所で、当時は巽(たつみ)新殿と呼ばれていて、明治7年(1874)に兼六園が
一般開放されたとき、「成巽閣」となったそうです。
明治以降、一部の撤去や改修があったものの、主な建物と庭園は造営当時のままだそうです。
昭和25年(1950)に国の重要文化財に指定。
とりあえず、今日は赤門まで。