金山のボストン美術館で、「ヴェネツィア展」やってます!
2/21までなので、慌てて行ってきました。
ボストン美術館は、久しぶりに訪れました。
こんなにエスカレーターを乗り継いだっけ~?と記憶が定かでないくらい、
久しぶりです。
特に印象に残ったのは、シンメトリーがきれいな、この写真です。
「大運河に面したコンタリーニ邸」
カルロ・ナヤ
1470年代に建てられたものだそうです。
こちらは1766年頃の作品で、エッチングだそうです。
この正確な丸いアーチはどうやって描いたんだろう??
コンパス??
と、図面を描く者としては、興味を引かれます。
こちらはクロード・モネの「ヴェネツィアの大運河」
特徴的な淡い色彩の中に、空間を区切るように描かれた
一本の杭。
素人目にはじゃまに見えますが、この杭が、空間を引き締めている、という
ようなことが書いてありました。
(そう言われてみれば、そんな気が・・・)
光の表現の仕方が、とても素晴らしくて、見入ってしまいます。
宗教画も結構多く、キリストの誕生やら洗礼を書かれたものも、
多くありました。
1500年代に多く描かれた肖像画(写実画みたいに、すごく精巧)では、
子孫に自分の姿を残したい、と考えたらしい。
「45歳の男性の肖像画」は、失礼ながら、かなり威厳があり、
45歳ってことは、私より年下~?!というところに、改めて驚いてしまった。
(500年前の人だから、やっぱり寿命が違うんだろうか)
その他にも、美しいムラーノ・ガラスの展示や、洋服など、
ヴェネツィアの歴史を、深く感じる事が出来る展示会でした。
21日まで開催されているので、興味のある方はぜひ。