「京都・嵯峨・太秦の古寺を訪ねて」3回目は聖徳太子の像を祀ったお堂「上宮王院太子殿」です。
■入母屋造りの屋根がきれい
こういう寄棟屋根の上部に切妻屋根を重ね合わせた屋根を「入母屋造り」といって、古来からある屋根型です。古くは古墳時代まで遡り、出土される家形の埴輪は、入母屋屋根が多いんだそうです。屋根の中では、入母屋屋根が最も格式が高い形式として、重んじられています。
■静かに参拝出来ました。
ほとんど人がいないので、静かに参拝出来ました。中に、聖徳太子の太子像が収められているはずなのですが、一生懸命覗いても、厨子のなからしく、全く見えませんでした。聖徳太子の月命日?11月22日に、こちらも開扉されるそうです。
■和を以て貴しと為す
聖徳太子 憲法十七条 第1条 和を以て貴しと為す、と正面に大きく飾られていました。「貴為和以」?この字は「尊為和以」に見えますね。どちらが正しいんでしょう?それにしても、やっぱり「和」が大切ってことですね(そりゃそうだ)
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